ゲストハウスって?

ゲストハウス

ところで、ゲストハウスってどんなお宿かご存知ですか?実は、結婚するまで私は旅行や出張などで利用するのはホテルばかりで、ゲストハウスがどんな施設なのかということがわかっていませんでした。実際にお客さまからも「ゲストハウスは初めてなのですが、なにか用意していくものはありますか?」や「ホテルとなにが違うのでしょうか?」といったお電話でのお問い合わせは少なくありません。

そこで今回は、ゲストハウスについて簡単にご紹介したいと思います。ご紹介と言いましても、ゲストハウスの数だけ特徴もあるかと思いますので、ザックリと認識していただけたらなと思います(^^)

焼尻ゲストハウスやすんでけはローカル型です

ちなみにゲストハウスについてですが、私たちが思うに、大きくわけて2つのタイプに分かれるかと思います。ひとつは、フロントで受付をし、カプセルホテルタイプの寝床スペースなどがあり、施設によってはカフェ&バーが併設されているような、いわゆる都市型のゲストハウス。地域の民家(もしくは古民家)を改修するなどした建物で、オーナーや宿泊客同士の距離が近い、言うなればローカル型のゲストハウスです。どちらも交流に重きを置いている部分はあるかと思いますが、後者はより交流に特化している印象があります。そして、いずれにも共通している部分がこちらになります↓↓↓

①ドミトリールームがある

多くのゲストハウスは、宿泊のお部屋はドミトリールームといって他のお客さまとの相部屋となります。男女別、男女混合など施設の規模や場所によっても違いはありますが、お手洗いや洗面所、シャワールームなどの水回りは共有となります。施設によっては個室があったり、1棟貸しや1部屋貸し切りなどの対応を行っているところもありますので、家族や友人、職場やサークルの仲間と団体で貸切るなど、活用の自由度は高いです。

ドミトリールーム

②ホテルや旅館などに比べると宿泊費が抑えられる

ドミトリールーム内はベッドがあるだけのところが多く、他のお客さまとの相部屋という性質から、地域により差はありますがホテルや旅館に比べると宿泊費を抑えることができます。部屋着やタオル類、歯ブラシなどのアメニティは標準装備ではありません。別途追加料金で貸し出しをしている施設もありますし、そのようなサービスを行っていないところもありますので、自分が必要だと思うものは予め持参すると追加料金も発生せず宿泊費を抑えて利用することが出来るでしょう。

共有スペース

③交流スペースがある

他の宿泊客と交流ができるスペースがあります。そこで全国あちこちから集まった宿泊客と一緒にお酒を飲んだり会話を楽しんだり。都市部のゲストハウスなど海外のお客さまの利用が多いところでは、国際交流もできるかも?

談話室でゲームしたり♪

④セルフサービスが主体の素泊まり宿

ここまででなんとなくご想像はつくかと思いますが、寝床と共有スペースという最低限のサービスとなるため、食事の提供がありません。施設によってはB&B(Bed and Breakfast)といって、簡単な朝食を提供しているところもありますが、宿泊料金に含まれているか別途追加料金が発生するは施設によりけり。夕食に関しては多くのゲストハウスが提供していないため、宿泊客は外に食べにいったり、コンビニなどで購入したものを共有スペースで食べたり、キッチンを開放している施設では持ち込んだ食材を調理することもできます。もちろん、キッチンの利用も宿泊費に含まれているところもあれば、別途追加料金での対応となるところもありますので、事前のご確認を!

また、食事以外の部分では、ゴミの分別をお客さまご自身で分けて捨てていただいたり、シーツやカバーなど寝具類は自分で敷く、または、外して洗濯かごに返却する、食器の貸し出しがあるところでは使った食器は自分で洗う等々…滞在中のほとんどの場面がセルフサービスとなるでしょう。ゲストハウスのご利用を検討の際は、そのような条件を含めてぜひご検討いただければと思います!

軽朝食

ちなみに私はゲストハウスの性質を知ってからは、旅先への到着時間が遅くなるときはその日は寝るだけだし、そうじゃなかったとしても、行った先のご当地の料理を食べたくて外食することがほとんどのため「1人で利用するときは女性専用のドミトリールーム」があれば、「ダンナと2人で利用するときは個室のあるところを」という感じで条件やスケジュールに合わせてゲストハウスを利用しています(^-^)

オーナーご夫妻に会いたくて
泊まりに行った”徒歩宿”

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