島のお買い物事情。~観光編~

観光

よくお客さまと「いや~さすが島ですね、商店の値段を見て驚きました!」という会話になることがあります。離島価格とでも言いましょうか。体感としては、コンビニ価格で買えるものもあれば、街のスーパーの価格から数倍ほどのものもあり、と思ったら意外と街のスーパーとさほど変わらない価格の商品もあるので、一概に「高い」「離島価格」とも言い切れません。

とは言っても、品揃えはやはり島の商店なので、コンビニやスーパーのように選べるほどはありません。たま~に「欲しい銘柄のビールが売ってなかった」なんて聞くこともありますが、住んでいる身としてはたとえ選べずとも売っているだけでありがたいと思ってしまいます。(これが健全な思考かどうかは別問題。)

そこで今回は、観光で焼尻島を訪れた方向けに、焼尻島のお買い物事情をご案内したいと思います!

まず、先ほどもお伝えした通り、島の大きさも島民の人口も小規模な焼尻島にはスーパーやコンビニ、ホームセンターといった施設はありません。あるのは個人商店が2軒と自動販売機が3台(商店の店先とフェリーターミナル)、漁協の女性部が運営しているお土産屋さんが1軒です。

居住エリアは島の半分のみのため、もちろん商店や自販機があるのも居住エリア。徒歩や自転車で島1周にスタートしてしまったら、途中で喉が渇いても戻ってくるまでは買えないため、散策へ出発する際は事前に用意するか商店や自販機で購入しておくことをオススメします!

また、お土産屋さんは営業時間が時期や曜日などでもイレギュラーなため、絶対に焼尻島の〇〇が欲しいんだ!というものがある方は、船で焼尻島に到着したときにお店が営業していたらそのときに購入してしまいましょう。荷物になるからと帰りの船に乗るタイミングでお店に行くと、もう閉店していた。というのをよく聞きます。

南のリゾートな島を想定してくるとサービスが悪いと感じる人もいるかもしれません。でも、焼尻島は北の離島。引っ越しの回のブログでも書きましたが、天候の急変や予報通りではないこともよくあるため、早め早めの行動が北の島の島時間です。「小さな島だし行ってからでもどうにかなる」と思って訪れると、予定外な場面になることもあるかもしれません。どんな旅先でもそうですが、やっぱり旅を楽しむためには事前のリサーチは必須ですね。

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